SUNAGA ORIGINAL BOATS
OWNER’S VOICE / DEALER’S VOICE

「理想の湾奥最強の
シーバスボートを実現できました」

ヤマハのSR-X+115hpの組み合わせで、東京湾奥のボートシーバスメインに乗っていたのですが、以前バスボートに乗っていたこともあって、その感覚と比較するとやはりスピード感に満足がいかずに悩んでいました。

ボートショーで現物を見て話をしていた際に、「一度試乗してみますか?」とお声掛けをいただき、翌月普段のフィールドで、しかもやや荒れ気味のコンディションで試乗してみることに。プレーニングして波の上を滑走する感覚はまさにバスボートに近い感じで、SR-Xより2フィート大きいこともあって、走波性能も想像以上で、抜群でした。

オーダーすることになってからは、ポテンシャルの高いボートをカスタマイズして自分の理想形にどこまで近づけられるかの相談を何回も重ねて、完成までに工場に4度ほど足を運ばせてもらいました。ハルのカラーやストライプ・ピンストの色・フレークの配合も完璧にイメージ通りにしてもらったり、200馬力のSUZUKIの4ストを積むために、ハルとトランサムの強化もお願いしました。バウデッキの拡張・ストレージ化や、バウレールの高さ・形状もワンオフで制作してもらいました。

バスボートをイメージしたブラック系のラメをベースに、オレンジのストライプが印象的。バスボートのDNAを引き継いだ高速仕様のハルと強靭なトランサムに10インチのジャックプレートが似合う。
ノーマル仕様のブルーシャーク225とは、見た目も中身も完全に別物に仕上がっている。

「スナガさんでしか実現できなかった」

また、個人輸入で持ち込んだボートカラーと統一したシートやグリップ類も場所決めをしてベストな位置に加工して取り付けてもらったり、LED類やスイッチパネル、導入時に海用としては恐らく日本初だったローランスのHDS-12 Gen3にストラクチャースキャン3Dもベストな位置に搭載。夜間照明も場所とLEDの仕様を入念に打合せし、ロッドホルダーも左右に6本ずつ合計12本を装備し、湾奥最強のシーバスボートに仕上がりました。

実際の乗り味も、4500回転で35ノット(40マイル)くらいの巡航速度がボートが綺麗にプレーニングして浮いている感じで、燃費とスピードが両立されて気持ちよく走れます。4枚ペラで立ち上がりと中速トルク重視のセッティングにしていますが、回せば2名乗船で42ノット(48マイル)までは出ています。ラフウォーターでも、強化された船体の強度とウレタンを充填されている船底のおかげで、以前のボートとは比べられないほどの安心感があります。

湾奥のナイトシーバスをメインにしているため、水面に明かりを漏らさず、デッキのみを明るく照らすLEDも装備。コンソール上には、さらに明るくデッキ全体を照らすLED・フィールドの状況確認用のLEDも装備。

LEDは全てリジッドインダストリーのマリン用で統一。コンソール前部のシートも同色にカラーリングしたものを個人輸入し、カスタマイズパーツを製作して装着。

特筆すべきは、ハルの形状のおかげで、よほど風向きが悪い時以外、波を被ることがほとんどありません。同船者にもとても好評です。ピッチの短い波は、波の上を走る感じで衝撃も少なく乗り心地も驚くほど快適です。

メーカー製造の既製品を購入後、艤装加工してカスタマイズするよりも、最初から完成形をイメージしてオーダーメイドでカスタマイズした方が、当然ながら仕上がりや重量バランスが良く、電装回りも楽で、コストは標準仕様より当然掛かるものの、トータルでは安くつきます。

大手ボートメーカーとは違い、一艇一艇オーダーごとに仕上げる国産ボートメーカーのスナガボートさんでしか実現できない理想のボートに乗ることが出来て、次に買い替える候補が見つからないほど満足度は最高です。

ステアリングもステンレスと人工皮革のコンビモデルを個人輸入。12インチのローランス魚探は、サイドスキャンや3Dストラクチャースキャンも使用できて大量の情報を大画面に見やすくレイアウトできる。カラーリングしたシートに合うシート台座もワンオフで製作。各所に設置したオレンジのグリップも個人輸入したパーツをセッティング。

カスタム仕様
SUZUKI DF200AP+10インチジャックプレート(固定)
ステンレスペラ:PowerTech OFX4
エレキ:ミンコタi-Pilot RT TERROVA80
魚探:ローランスHDS-12 Gen3+ストラクチャースキャン3D
オリジナルバウレール・スターンレール
バウデッキ拡張
ステンレス製6連ロッドホルダー×2
ドライバーシート・フロントシート
オリジナルストレージ4箇所(うち拡張デッキに2箇所)
その他各種パーツ多数